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ファンデーション選びで失敗すると、肌色が浮いたり化粧崩れしやすくなったりして、メイク全体の印象が大きく左右されます。特に初心者は「見た目が良ければOK」と色だけで決めてしまいがちですが、肌質・仕上がりの好み・使用シーンを押さえることで格段に満足度が上がります。ここでは、選び方の基本から実践テクニックまでをわかりやすく解説します。
まずは自分の肌タイプを見極める
ファンデーションを選ぶ第一歩は自分の肌タイプを知ること。大きく分けて「乾燥肌」「混合肌」「脂性肌(オイリー)」があります。朝洗顔後に肌がつっぱるなら乾燥肌、Tゾーンがテカりやすく頬は乾燥するなら混合肌、全体的にベタつくなら脂性肌の可能性が高いです。季節や体調で変わることもあるので、使う季節や普段のスキンケアの状態も考慮しましょう。
仕上がりイメージを決める
マットなセミマット、ツヤのあるグロウ、ナチュラルカバーなど、求める仕上がりによって適したテクスチャーが変わります。肌の凹凸や毛穴が気になる場合はカバー力の高いリキッドやクリームタイプ、自然な肌感を活かしたいなら薄づきのクッションや軽めのリキッド、夏場や皮脂が出やすい人はパウダー系で仕上げると崩れにくくなります。
色選びの基本テクニック
- 首の色と顔の色の差を確認する:顔色だけで選ぶと、首との境目が目立つことがあります。首の色に近いトーンを基準にしましょう。
- 自然光で試す:屋内の蛍光灯では色味が変わるため、窓際の自然光で頬に塗ってチェックするのがベストです。
- 腕ではなく頬で試す:腕よりも頬の色味の方が顔に近いため、頬の内側に少量置いて馴染みを確認します。
色は「ピンク系」「黄み系(オークル)」といった大まかなトーンだけでなく、明るさ(ライト・ミディアム・ダーク)も重要です。首との馴染みが良く、顔全体が健康的に見えるものを選ぶと失敗が少ないです。次に、テクスチャー別のメリット・デメリットと、肌質別のおすすめを詳しく見ていきます。
テクスチャー別の特徴とおすすめの肌質
リキッドファンデーション:保湿力が高く、肌に密着してカバー力もあるため乾燥肌や普通肌に向いています。スポンジで薄く延ばすとムラになりにくく、ツヤ感を出したいときに便利です。
クリーム・クリームパウダー:カバー力が高くしっかりメイクしたいときに最適。乾燥肌や毛穴を隠したい人に向きますが、夏は崩れやすいので注意が必要です。
パウダーファンデーション:油分を抑えられるため、脂性肌や混合肌のTゾーン対策に有効。手早く仕上がり、化粧直しもしやすいのが魅力です。
クッションファンデ:薄づきでツヤが出やすく、化粧直しが簡単。ナチュラルメイクを好む人や忙しい朝に向いていますが、カバー力は商品によって差があります。
スティック・バー型:部分カバーや持ち運びに便利。コンシーラー代わりに使うと毛穴や赤みをピンポイントで隠せます。
塗り方と道具の使い分け
仕上がりを左右するのは道具選びと塗り方です。スポンジはムラにならず自然な密着感を出せ、リキッドやクッションに最適。ブラシは均一に伸ばせて薄膜の仕上がりに向きます。指は体温でファンデを馴染ませられるので、部分使い(目の周りや小鼻)に便利です。
- 少量を顔の中心(Tゾーン・頬)に置き、外側へ薄く伸ばすと自然なグラデーションが作れます。
- 毛穴が気になる部分はトントンと押し込むように密着させるとカバー力がアップします。
- 仕上げに薄くパウダーをはたくと崩れにくくなりますが、乾燥肌は部分的ににするのがコツです。
色持ち・崩れ対策と化粧直しのコツ
化粧下地で皮脂を抑えるものや、フィックススプレーを活用すると1日の色落ちやテカリを抑えられます。化粧直しはティッシュで余分な皮脂をオフしてから、軽くパウダーを重ねると崩れにくく自然な仕上がりが戻ります。
次は、購入時に注意したい「成分・紫外線対策・肌トラブル時の対処法」について詳しく解説します。
成分チェックと肌トラブル対策
ファンデーションは毎日肌に触れるものなので、成分にも注意が必要です。特に敏感肌の人は無香料・アルコールフリー・低刺激処方のものを選ぶと安心です。ニキビができやすい肌は「ノンコメドジェニックテスト済み」の表示がある商品がおすすめです。乾燥が気になる人は保湿成分(ヒアルロン酸、セラミド、グリセリンなど)が配合されたタイプを選びましょう。
紫外線対策を兼ねた選び方
日常生活ではSPF20〜30、PA++程度で十分ですが、外出時間が長い日やレジャー時にはSPF50、PA+++以上のUVカット機能があるものを選ぶと安心です。日焼け止めとファンデーションを重ねるのが基本ですが、オールインワン機能を持つファンデを使えば時短にもなります。
肌トラブル時の対応
肌が荒れているときや赤みが強いときは、厚塗りするとかえって目立ってしまいます。そんなときはグリーンやイエローのコントロールカラーを下地に使い、ファンデは薄づきで仕上げるのがコツです。乾燥や皮むけがひどいときは、パウダーファンデよりもしっとりしたリキッドを軽く乗せ、パウダーを最小限にすると自然に見えます。
購入時のチェックリスト
- 肌タイプに合っているか(乾燥・脂性・混合肌対応)
- 仕上がりの好みに合っているか(ツヤ・マット・ナチュラル)
- 首との色差が出ないか
- UVカット効果や保湿成分の有無
- 化粧直しのしやすさ
まとめ
ファンデーション選びは「肌質・色・仕上がり・成分・シーン」に注目することで失敗を減らせます。まずは自分の肌をよく観察し、体験やサンプルを使って試すことが大切です。毎日使うものだからこそ、肌に負担をかけず、自分の魅力を引き立ててくれる一本を見つけてみましょう。